思考パターンやら本質やらがわからない僕がそれについて少しわかった話 〜地頭力を読んで、僕に足りない思考パターンはフレームワーク思考だと分かった〜

最近、僕は「本質をとらえろ」とやたらと言われています。上司から。

こんなときは検索する、それが現代人。 検索してみました。

本質 - Google 検索

少なくとも僕には、そこまで助けになるような検索ではなかったですね。

んじゃー、もう僕に何かを教えてくれるのは本しかない、と思いそんな本を探していたところ

Amazonいま、すぐはじめる地頭力/細谷功という書籍を見つけました。

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目次

本質?いや、わかんねす。

僕はあまりテキパキ仕事をこなすほうではなかったです。 そんな僕は上司から「いや、この案件のここは本質的な部分ではないだろ。」と 言われるのですが、僕にはそれが理解できませんでした。

そもそも本質ってなんか大事なことをかっこいい言葉で言い換えているだけだろ、 と思っていました。本当は都合のいい答えを持ってこられたらそれが正解なのだろう、って思っていました。

「こうなったら本しかオレには救いはない!本よ、おれに本質とはなんたるかを教えてくれ!!!」

本質とかで検索してみると、いま、すぐはじめる地頭力/細谷功という書籍を発見しました。 そして、僕はAmazonいま、すぐはじめる地頭力/細谷功をポチり、読んでみることにしました。

地頭力とは3つの思考の総合力

いま、すぐはじめる地頭力では、 仮説思考フレームワーク思考抽象化思考という 3つの力が地頭力だと紹介してあります。

もっとざっくりとこの3つの力を説明すると、離れて考えることです。 今ある状況から離れる、今見えている状況から離れる、そして、 求める結果から逆算して考える、ということです。

普段こういう考え方ができていない人が、このような考え方ができるようになるときがあります。 それは昔からの言葉で言えば、火事場の馬鹿力、最近の言葉で言えば、フローやゾーンというような現象の中にいるときです。 そういった現象の最中では逆算して考えるという思考パターンに入っているのです。

その仕組みとしては、人間が追い込まれることで、嫌でも結果から逆算してやるようになるのだそうです。

僕に足りない思考パターン

読んでみてわかったことは、 僕に特に足りないのはフレームワーク思考ということでした。 つまり僕は、全体を俯瞰する、全体の外枠を捉える、ということが苦手ということがわかりました。

確かに思い返してみると、僕は「とりあえずやってみる」や「見切り発車」ということを 結構やっているところがあり、それが良いようにでることもあるのですが、 それが逆に転ぶこともしばしばありました。いや、よくありました。

僕だけが、もしくは少数の人間がそういった偏った考え方をしているのか、というとそういうわけではなく、 人間誰でも思考に癖を持っていて、むしろ大事なのは自分がそういう思考の癖を持っていることを知っておくことです。

逆に僕には抽象化思考は結構あるみたいです。 この思考法に特徴されるのは物事を抽象レベルを上げて考えて、共通点、相違点を見つける思考法です。 僕は会話するときによく例え話を出すのですが、このときに必要なのは話していることと それと同じ性質、特徴のトピックを取り出します。 そういう物事の共通点を見つけるのは僕は得意だということ にも気づくことができました。

僕の思考パターンは全体をみるマクロな目を意識することがなく、 自分の見えている景色が全て、と考えてしまいがちのようです。

こういうことが分かっているとそうでないとでは、考えるときに それに注意が向くので少しずつ思考パターンが改善されいくような気がします。

こういう思考パターンの特性がわかってくると、考えるという行為がだんだん面白くなってきました。 考えるという行為、今はめちゃくちゃ楽しいです。

まとめ

地頭力を鍛えることは、本質を見抜くことになり、そうすると無駄なく会話をすることができたりします。

でも、いつでも考えて行動することは良いことですが、 それをなんでもかんでも使うのはよくないです。

この考え方の目的は本質をつかむこと、それを理解してそれなりの結論を見つけることです。 例えばこれを日常会話でやられたら結構つらいですよね。 いや、このプロセスを楽しもうぜ、この話オチつけたいのに先に言わんといてくれますかね。。みたいな、 女の子と話すときなんかは、もう絶対やっちゃいかんですよ。 感じ悪いことこの上ないですよ。

ちなみに、会話でちゃんと解決策を見つけようとするのは男性特有の ものらしいです。それは昔、それは原始時代のときに遡るとルーツが。。。 っということを聞いたことがあります。

地頭力は帯刀みたいにいつでも抜けるようにしておくことが大事です。 その刀は常に腰にさしておき、必要なときにそれを使うように心がけることです。

つまりは、時と場合です。でも、使い方を間違えなければ、最強の武器 になり得ると思います。今回は結構いい本に出会えたと思います。 では、今回はこのへんで。

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