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文章を書くときのヒントになる本の紹介

僕は文章を読むのも書くのも好きだが、書くことはうまくはない。 そう、国語が得意だからといって、いい点数が取れるわけではない。 現に僕自身、国語の点数はよくなかった。理系教科の方が点数はよかった。


そんな文章を書くのが苦手な僕が最近読んだ、僕をいくらか救ってくれそうな、もしくは救ってくれたら助かる 「頭のいい人は「短く」伝える (だいわ文庫)」の感想を書いてみようと思う。

僕らの暮らし中では言葉を使って相手に情報を伝えるあっているが、 相手に必要な情報を伝えるということは難しい。僕に関して言えば、「なんで伝わらないんだ。。」と日常的に思っていた。

業務メールで書く文章、日常会話、プレゼンテーションというのは相手への情報伝達、コミュニケーションであり、 そのコミュニケーションにおいて最適な量の情報を相手に伝えることの大事さや難しさは、僕だけでなく多くの人が 感覚的に、もしくは経験的に分かっていると思う。

この本でいう文章を4行で書く、まとめるというアイデアは必要最低限のコストで、効率的に相手に伝えることができるハッピーなコミュニケーションだと僕は思う。


学校では文章構成、三段論法、起承転結といったことを教えてくれた(ような気がする)が、 僕はもっと具体的に教えてくれよ。と思っていた。

この本ではそのような構成の根幹は4行で書くこと、「文章を書く」->「型にはめる」ことだと説いている。 その4行の型のうちの僕が使えそうだと思った型を紹介する。

まずは基本形の1.問題提起、2.意見提示、3.展開、4.結論という万能型の文章の型。 次にエピソード型という1.きっかけ、2.ストーリー、3.クライマックス、4.まとめ、という型。 他にもあと2つが紹介される。

つまり例えて言うなら、 文章はゼロから積み上げてお城を作るのではなく、とりあえずフレームだけは決めておいてそこはまるピースをはめていく作業ということである。 これはフェルマーの最終定理が志村谷山ヴェイユ予想によって証明されるくらい、いや言い過ぎた。 曲線の接線の傾きを微分で求めることができるくらいのアイデアだと思った。 (ちなみにフェルマーの最終定理この動画がすごく分かり易い)

4行の文章というのは、「書く」のではなく、「型にはめる」だけで自動的に 相手に伝わる情報を最適化できるアイデアなのである。


4行で書くことは、コミュニケーションを助ける簡単なひとつのアイデアだと僕は思う。 とは言いつつ、言うは易し、行うは難し、で僕がこれをどこまで実行できているのかはわからない。 現に僕がこの記事をうまく書けているのかは分からない。なんならこの記事自体4行で書け。と思っている人もいるかもしれない。 しかし、そういうやってみようという意識を持つことからまずは始めている。 それは僕の(まわりの世界がいくらか)幸せためである。 僕と同様の悩みを持つ人は一度これを手にとって読んでみてほしい。と、ささやかに、控えめに、そっと、こっそりと思ってる。

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