朝、早く起きるようになった(メソッド編)

朝は早く起きることのきっかけと、それによるメリットに関しては、 朝、早く起きるようになった(モチベーション編) に書いておいたのでそれを読んでもらえると、嬉しく思う。

今回は早起きするためのメソッドを紹介しようと思う。

私が、朝早く起きるために試みたメソッド

私が試したメソッドを紹介していくが、勝手ながら それらのメソッドを

意識系 (意識することで自分をモチベートする方法)、 行動系 (意識することではなく、直接的な行動、アクションで起きる方法)、 定義系 (早起きに対するその定義、捉え方を転換することで早起きへのハードルを下げる方法)

と、3つのタイプ に分けて紹介する。 私自身がやってみたものや、そうでないものもあるが、 それぞれに合ったメソッドを見つける参考にしてもらえると幸いである。

1.次の日の朝にやることを決めておく (行動系、意識系)

朝に何か楽しみなことを一つ作っておく、例えば、食べたいお菓子、 撮りためておいたTV、積み本、etc…

とにかく、次の日起きたときに、ワクワクするものを用意しておき自分自身を モチベートするやり方である。

2.夜ご飯をたくさん食べない(行動系)

その日の夜ご飯を多く食べないことで、次の日の朝はお腹が空いた状態で起きることになる。 これが朝起きるためのモチベーションになるという方法である。

食べ物が口にから入って出ていくまでと、それを消化するのにかかる時間を考えたとき、 朝ご飯が一番消化され、夜ご飯が一番消化されない。

夜ご飯のあとは寝るための行動しかない。 そこでたくさん食べたとしたら、それらは消化されずに脂肪として蓄えられる。

慣れるまで時間はかかるが慣れてしまうと、いくらか痩せるし、朝は起きられるし お得なことばかりで、私はこれを実践している。

3.22時以降は(極力)スマホ、PCを使わない(行動系)

ブルーライト睡眠の質を下げると言われている。私はできるだけ質の良い睡眠をするために、 22時以降はブルーライトが出るものはできるだけ触らないように心がけている。 (と言っても完全にそれができているわけではないが。)

これにより、自然と夜やることの全体の割合のうち、睡眠が多くの割合を占めるようになってくる。

スマホで無駄にブラウジングすることもなくなり、時間の節約にもなるのでオススメだ。

4.起床≠覚醒ではない、覚醒=立ち上がることだ(定義系)

朝起きるときに、両足で「立ち上がる」ことを「覚醒」と自分の中で再定義する。

目を開けるというのは覚醒とは言わない。それはただの開眼だ。

そういう一つの暗示をかけるというメソッドである。私自身はこれを取り入れようと したが、うまくいかなかった。

5.起きたら水を飲む(行動系)

胃にものを入れると、その瞬間から体の一日の活動が本格始動するらしい。(確かなものは何も無いが。)

朝一でお水を飲むことで、体を無理やり起こす方法である。私はお腹がもともと弱く、 この方法をすると朝一からお腹の調子が悪くなるので、生活に取り入れていない。

夜ご飯をお腹いっぱい食べないメソッドと組み合わせてやると効果があるような気がする。

6.起きたらストレッチ(行動系)

ストレッチをすることで全身に血が巡って、目が覚めるというシンプルなメソッドである。

まあ、これができるなら半分は起きていることができている状態であるが、 このあと、もう一回睡魔が襲いかかってくるので、ここで完全に片を付けるという意味で 私はこれも実践している。

7.アラームの一発目を死守(行動系)

アラームを何個もかけておくと、「次で起きればいいや。」みたいな気持ちになる。 ならばいっそそんな保険は捨て、自分を追い込むというメソッドである。

そもそも人間は追い込まれないと、やるべきことはやらないものだ。夏休みの宿題と同じだ。

このメソッドはリスキーであるが、そのリスクを背負い、逃げ場をなくすことで朝起きるためのモチベーションに する。

結局、なぜ早起きをするのかが大事

私は本を読む時間を確保するために朝、早起きをするようにしている。

学生のときは、通学のバスの中で 読書をしていたが、社会人になってこの習慣がなくなるのは勿体ないと思った。

本は一つの確実な情報源であるし、著者の追体験機能をもった媒体だと私は考えている。

情報としては、TV、ネットよりかは確実だと信じており、また娯楽としても一つの完成したものだと考えている。 これを失うのは私は惜しいと思った。

というように、なぜ早起きをするのかが大事である。 そのルーツは深ければ深いほど、モチベーションは比例して大きくなり、 早起きが成功しやすくなる。

ここまでしているのだから、ここで諦めるのは勿体ない

もし、この記事をここまで読んだ人がいるのなら、それだけ朝早起きしたい人だと思う。

そこまで思っているなら、もうそろそろできるようになった方がいい。 いや、なるべきだ。

早起きをした時間はあなたの時間

早起きして24時間のうちの数時間、数十分を もし確保することができたら、それはあなただけが使える時間だ。

あなたにとって有益、あなたにとっての幸せのためにその時間を使うべきだ。

ということで、いくつかの具体的なメソッドを紹介してきたが、 あなたの何かしらの助けになれば幸いである。

以下、参考URL

朝、早く起きるようになった(モチベーション編)

朝早く起きることはそんなに大事か?

朝早く起きることは素晴らしいことだ。といったことはよく言われるが、 実際それがどう素晴らしいかは言われることが少ないような気がする。

今では私は朝早く起きることを意識してやっているが、早く起きること自体はまったく偉くはない。

多くのじいちゃん、ばあちゃんは早起きなのかもしれないが、決して偉いわけじゃない。 何かアドバンテージがあるとしたら、それは今まで生きた時間くらいだ。 それもいくらか工夫すればそれと同じだけの知識は得ることはできるかもしれない。

そんなことが可能にかもしれない、私が考える朝早く起きることのメリットとメソッドを紹介してみようと思う。

朝、早く起きればその時間を使える

まず、朝早くおきることのメリットはなんだろうか。ということを考えてみる。

私が思うのは早く起きた分の時間を確実に使うことができることだと思う。

私は時間に対して(自分で言うのもなんだかおかしいが)すごく神経質で、 仲良くない人や悩むことに使う時間を勿体無いと考えている。 私は友達こそ少ないが会うとやはり楽しい、幸せだ。 また、私は以前までは服を沢山もっていたがそれで悩む時間も勿体無いと感じて本当に気に入っている服だけ残し、 あとはすべて捨てた。引き出しの中のペンも使うもの以外全て捨てた。Facebookで当分会ってない、会うことも無いだろう 友達も削除した。 これらのことに共通して私が考えているのは、余計な選択肢で時間を費やしたくないだ。

私は有限な時間で自身に幸せなリターンを多くひきつけて、最終的には過ごす時間すべてが幸せで埋まることを目指している(のだと思う)。

別に朝でなくてもいいのでは?

こんな風に書くとここまで読んだ人は、「こいつは相容れない」と思う人がいるのかもしれない。 そもそも夜でも時間を確保できるじゃないかと思う人や、既にそうしている人もいると思う。 私はそれを否定するわけではない。深夜の方が何故か集中できるような気がしないでもない。

しかし、夜遅く作業すると、睡眠時間が圧迫され、それによって次の日のパフォーマンスに影響が出る。 そのことはコンビニバイトの夜勤でとても痛感した。夜寝ずに朝起きておくのはつらい。

人間は夜に眠ることでエネルギーを補給して、次の日に備える。 そして、次の日になればまた仕事や勉強と何かしらのパフォーマンスをアウトプットする。 これは人類が猿人だったころから変わらないことだ。 悲しくも人間というインターフェースはそのようにできている。 日が昇れば目覚める、落ちる頃には眠る。 このサイクルには抗うことができない。そうしないと、体に少なからずストレス、ダメージを負うことになる。

今まで人類がやってきたサイクルに抗うべきではない。 夜は寝る。朝は起きる。単純明快、シンプルだ。

朝は確実に時間を確保できる

では、朝のその時間というのがどれだけ良いものなのか。ということになる。

私はそれを考えると、朝、早く起きた分だけ使える時間になることだと思う。 その時間は面白いTVもあっていないし、外は多分、夜ほどうるさくない。邪魔者は少ない。 その時間は本を読んでもいいし、筋トレやランニングもいいと思う。 とにかく自分に何かリターンのあることをする。

ここで注意したいのは無意味に早起きしないこと。 何かやりたいことがあるから早起きすること。目標、目的を決めておくことが大事だ。 結局、それが早起きのモチベーションとなる。

「時間は作れない、ただ配分ができるだけだ。」(リファクタリング・ウェットウェア/Andy Hunt より) それを自分のための幸せで埋めないと勿体無いと私は思う。

ところで、早起きのメソッドも書きたかったが、思いの外、長文になってしまったので次の記事で紹介することにする。

intellijを無限に使いまわす乞食になる

職業上、私の作業にintellij IDEAは手放すことはできない。 しかし、intellij IDEAなんてお高い統合環境は買うことはできないので、30日トライアル版を無限に使いまわしている。 その方法を紹介する。

Linuxの場合

Macの場合

以下のディレクトリを削除する。ログとかキャッシュとかが以下のディレクトリには 入っている。

~/Library/Preferences/<PRODUCT><VERSION>
~/Library/Caches/<PRODUCT><VERSION>
~/Library/Application Support/<PRODUCT><VERSION>
~/Library/Logs/<PRODUCT><VERSION>

Linuxでのホームディレクトリの .Intellij と .java/.user/ 以下を削除する の操作に相当する。

他の操作は同じ。

以下、参考URL

欠点としては細かい設定をしても、30日で再インストールしなければならないので意味がなくなるという点だろうか。 しかし、たくさんプラグインを入れたり、ショートカットを設定しているわけではないので私にはこの方法でいいと思っている。

今回はSEぽいことを書いた。

主義シフト

私はモノを多く持つと不幸になると考えている。 モノが多いとそれだけ選択肢が増え、迷い、時間を浪費してしまうという意味で不幸になると考えている。 時間は平等に毎日24時間、地球上の生きとし生けるものに与えられる。 このように考えるようになったのは、ある日、友人が貸してくれた本が今の生活や考え方をひっくり返してしまったのがきっかけだ。

いつもと同じように友人の家に行くと、異様に片付いていた。 いや、片付いていたというよりモノがなくなっていた。 彼いわくある本を読んで片付けに目覚めたらしい。それが 人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵 だった。悲しいかな、胡散臭いタイトルだ。

胡散臭いと思ってしまっていた私だから、この本に対しても半信半疑だった。 いや、3割信7割疑。いや、もっとかもしれない。 そんなことを考え巡らせている間に、私はその本を友人から借り、朝方に帰宅した。 そして、なんとなくページを開いた。

ふとこの本を借りるときに友人からの忠告があったのを思い出した。

「必ず3日は余裕がある日に読んだほうがいいよ。」

私は1日で読了してしまっていた。 おい、さっきページ開き始めたばかりじゃないか。と思ったが、既に日は完全に落ちきっていた。 そして、その日はGW残り3日で、翌日から私は何かに取り憑かれたように行動を開始していた。

翌朝8時頃、家中の服を引っ張り出し、片っ端から選別し、捨てた。 本やらモノというモノを選別し、捨てた。 そう、ときめくモノは残し、ときめかないモノは片っ端から捨てた。 またいつか必要かも。。と思うものは感謝しながら捨てた。 「今まで私の人生の一部になってくれてありがとう、そしてサラバ」と内心、言いながら。 目指すは自分の好きなものだけに囲まれる生活だった。

そして、今の私は物質主義->精神主義へシフトしつつあると思う。 それは私にとって「幸せか?」「いい経験になるか?」と常に自問していると思う。

いつか必要と思ったものはそのときにまた買えばいい。 もったいないという考えがあるかもしれないが、私はそれをいつ来るか分からないいつかまでとっておくスペースと時間がもったいないと思うようになった。 服であれ、本であれ、ゲームやらすべてのモノというのは人間に一定の経験幸せを与えてくれるものだと考えるようになった。 同じ服を着ていれば同じだけの幸せを感じることができるだろうが、それ以上の幸せを感じたいのなら手離すことが大事だと思う。 もっと拡大解釈するなら、幸せになる、前に進むというのは手放す、決別するということだと思う。

(と書いたはいいが、狂信的な文章だと思わないこともない。)

文章を書くときのヒントになる本の紹介

僕は文章を読むのも書くのも好きだが、書くことはうまくはない。 そう、国語が得意だからといって、いい点数が取れるわけではない。 現に僕自身、国語の点数はよくなかった。理系教科の方が点数はよかった。


そんな文章を書くのが苦手な僕が最近読んだ、僕をいくらか救ってくれそうな、もしくは救ってくれたら助かる 「頭のいい人は「短く」伝える (だいわ文庫)」の感想を書いてみようと思う。

僕らの暮らし中では言葉を使って相手に情報を伝えるあっているが、 相手に必要な情報を伝えるということは難しい。僕に関して言えば、「なんで伝わらないんだ。。」と日常的に思っていた。

業務メールで書く文章、日常会話、プレゼンテーションというのは相手への情報伝達、コミュニケーションであり、 そのコミュニケーションにおいて最適な量の情報を相手に伝えることの大事さや難しさは、僕だけでなく多くの人が 感覚的に、もしくは経験的に分かっていると思う。

この本でいう文章を4行で書く、まとめるというアイデアは必要最低限のコストで、効率的に相手に伝えることができるハッピーなコミュニケーションだと僕は思う。


学校では文章構成、三段論法、起承転結といったことを教えてくれた(ような気がする)が、 僕はもっと具体的に教えてくれよ。と思っていた。

この本ではそのような構成の根幹は4行で書くこと、「文章を書く」->「型にはめる」ことだと説いている。 その4行の型のうちの僕が使えそうだと思った型を紹介する。

まずは基本形の1.問題提起、2.意見提示、3.展開、4.結論という万能型の文章の型。 次にエピソード型という1.きっかけ、2.ストーリー、3.クライマックス、4.まとめ、という型。 他にもあと2つが紹介される。

つまり例えて言うなら、 文章はゼロから積み上げてお城を作るのではなく、とりあえずフレームだけは決めておいてそこはまるピースをはめていく作業ということである。 これはフェルマーの最終定理が志村谷山ヴェイユ予想によって証明されるくらい、いや言い過ぎた。 曲線の接線の傾きを微分で求めることができるくらいのアイデアだと思った。 (ちなみにフェルマーの最終定理この動画がすごく分かり易い)

4行の文章というのは、「書く」のではなく、「型にはめる」だけで自動的に 相手に伝わる情報を最適化できるアイデアなのである。


4行で書くことは、コミュニケーションを助ける簡単なひとつのアイデアだと僕は思う。 とは言いつつ、言うは易し、行うは難し、で僕がこれをどこまで実行できているのかはわからない。 現に僕がこの記事をうまく書けているのかは分からない。なんならこの記事自体4行で書け。と思っている人もいるかもしれない。 しかし、そういうやってみようという意識を持つことからまずは始めている。 それは僕の(まわりの世界がいくらか)幸せためである。 僕と同様の悩みを持つ人は一度これを手にとって読んでみてほしい。と、ささやかに、控えめに、そっと、こっそりと思ってる。

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